本とダイアリー

金曜日あたりに更新していきたいな。

【本】わたしの幸せな読書体験

殺伐とした毎日(どんな毎日じゃ)を送っていると、せめて読書では穏やかな気持ちになりたいと思います。

 

穏やかな読書とは何でしょうか。少し考えてみます。

 

ぱっと思いついたのは、エッセイ。特に日常を切り取った日記のようなエッセイなんてどうでしょうか。だいぶ穏やかだと思います。

次に思いついたのは恋愛小説。中には不倫や愛のもつれなどを描いた大人チックな作品もありますが、穏やかな作品もありそうです。

 

エッセイはちょくちょく読んでいるので、今回はしばらく読んでいなかった恋愛小説を探してみることにしました。

友人におすすめを聞いてみると、「わたしの幸せな結婚という本がおすすめですよ。とってもキュンキュンします!」とのこと。

なぬ、キュンキュン。私もキュンキュンしたい。

詳しく聞くと、文章も柔和だそうです。これこそ私の求めていた恋愛小説では!?と思い、すぐさま購入。読みました。

わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)

わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)

 

舞台は日本のような国。この世界では、人に害を及ぼす異形とよばれるものが存在しています。その異形に対抗できる能力を持つ人々もいて、その一族は帝の寵愛を受け、名家として栄えています。

主人公は、能力を持つ名家の一つである斎森家の長女、斎森美世。

母を幼くして亡くし、継母と義母妹に虐げられる毎日。父は彼女に全く関心がありません。彼女は絶望の中で生きています。

そんな彼女に、冷酷無慈悲と噂される久堂清霞くどうきよかとの縁談が持ち込まれます。彼女はすべてを諦め久堂家に行くことに。

 

物語の初めは、まるで灰色です。

しかし、物語はここから、表紙のイラストのように、優しさや温かさが色彩豊かに広がっていきます。

 

正直なところ、読み始めは全くページが進みませんでした。だって、ページをめくるたびに美世がつらい目に合うんだもの。読みたくなかったです。

でも、読み進めていくと、ほんとうに、春の雪解けを見るような心地になります。

これか。友人の言っていたキュンキュンとは。

 

良い本を読んだ。たのしかった。

 

こちらの本はコミカライズもされています。どちらも同じくらいときめきます。

あと一回読も。

それではまた明日。おやすみなさい。