本とダイアリー

金曜日あたりに更新していきたいな。

【本】『しゃばけ』が面白かったので長崎屋について調べた

昨年の12月頃だったと思います。働いてる本屋さんに、たくさん「しゃばけシリーズ」が入荷してきました。なんと今年は、シリーズの開始から20周年とのこと。アニバーサリーイヤーだ!みんなに愛されている小説だ!

 

実を言うと、いままで一度も読んだことがありませんでした。「しゃばけ」というタイトルから、勝手に怪談小説だと勘違いしていたからです。怖い話はちょっと苦手なんです。

しかし、棚を整理するタイミングであらすじを読んでみると、なんと面白そう。一言で言うなら、「あやかしほんわかミステリー」。いままで先入観で避けてしまっていたことを悔やみながら、シリーズ第一弾である『しゃばけ』(畠中恵著、新潮社)を購入しました。

 

読みました。おもしろい。時代劇のミステリーはいくらか読んだことありますが、あやかしという要素が加わるだけでこんなにも鮮やかな物語になるなんて。あやかしのお茶目さや主人公を取り巻く人物たちの優しさ。それを邪魔するような事件を、あやかしと協力して解決する主人公の芯の強さ。

自然と笑顔になるような可愛らしい物語でありながら、事件の真相を知った後は少しやるせない気持ちにさせてくれるような物語。でも、初めから終わりまで優しさで包まれている物語。

 

読めば読むほど心が豊かになるような小説。とても面白くて、大好きな物語になりました。

 

ふと気になったことが一つ。

江戸が舞台なのは分かったけれど、どこまで忠実に設定されているんだろう?

自由に旅ができるようになったら絶対に聖地巡礼したいので、今のうちにいろいろ調べておきます。備忘録としてここに書き記しておきます。みんなにも共有です。

 

長崎屋の場所は作品の中で詳細に書かれていました。日本橋を過ぎて京橋の近くあたりにあったそうです。大通りに面して建てられていたようなので、恐らくこの辺りかな~。

なんと、ちょうど良い場所に同じく商いをしていらっしゃるセブンイレブンさんが!

勝手にピンを立てました。絶対ここ行きたい。ここで甘いお菓子などを食べたい。

 

ちなみに『しゃばけ』の冒頭で主人公が歩いていた湯島聖堂は、もうしばらく北の方にあります。現代人としてはだいぶ歩いたなぁと思いますが、交通手段が限られていた当時はここらまで歩くのはいたって普通だったのかも。

ピン立てときますね~。ここも行きたいな。

 

こちらは想像で書いた長崎屋と三春屋です。喜田川守貞の『守貞謾稿』と『新・しゃばけ読本』(畠中恵・柴田ゆう著、新潮社)を参考にして、歌川広重の『日本橋通一丁目略圖』(「江戸名所百景」夏の部)を見ながら描きました。

私は絵を習ったこともなければ、建築学を学んだこともないので、下手なのはご勘弁くださいな。色塗りも粗い。ちぇ、もっとリアルに描きたいよ。

廻船問屋長崎屋、薬種問屋長崎屋と三春屋

桟瓦屋根の漆喰仕上げの建物だったそうです。『建築史 増補改訂版』( 藤岡通夫・渡辺保忠・桐敷真次郎・平井聖・河東義之・齊藤 哲也共著、市ヶ谷出版社)によると、火災対策だったとか。時代劇なんかでよく見る火災ですが、当時ホントに問題だったんですね。

 

調べれば調べるほど行きたい気持ちが増えていく…!どうしよ~!

はやく旅行いけるようになりたいです。それまでは続きを読んで我慢ですね。

それではまた明日。おやすみなさい。

しゃばけ(新潮文庫)【しゃばけシリーズ第1弾】

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  • 作者:畠中恵
  • 発売日: 2020/04/03
  • メディア: Kindle版
 
新・しゃばけ読本(新潮文庫)

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建築史

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